【未経験者必見】剪定道具で初めに揃えるものはこれだけ!選び方のポイントも紹介

剪定

どんどん生い茂る庭木たち…
自分で剪定してみようと思ったけど、
どんな道具を使ったらいいの?
専門的なものだとお金も掛かりそうだし嫌だな~
と考え出すと、剪定に手を出すのが億劫になってしまいますよね。

私が中古住宅を購入し、全くの初心者から庭木のお手入れを始めて約10年が経ちました。
剪定に必要な道具も1から色々と揃えました。
そこで気付いたことも沢山!

これから剪定を始める初心者が、
初に手に入れるべき道具は
剪定バサミ1本で十分です!
その他にも必要最低限の道具の種類と選び方をご紹介します。

正しい道具を使うと剪定した後の疲労感が全く違います。
庭木のお手入れはその家に住み続け木が生きている限り、ずっと続きます。
少ない労力で剪定が出来るようになると、剪定が楽しくなりますよ。

剪定に使う道具

専用の道具の必要性

剪定には植物を切るための専用の道具が必要です。
植物の枝や葉は紙などとは違い、太くて固かったり、切る部分が高い所にあったりして、専用の道具を使った方が、少ない労力で切ることができます。


細い枝や少しの範囲なら、日常生活で使う紙用や台所用のハサミでも代用出来るかもしれませんが、あまりお勧めできません。
切れ味が悪くて枝の切り口が潰れてしまい、見た目が悪いだけでなく、切り口から枯れてしまうことがあります。
それに腕に余計な力が入って手の疲れが大きく、その後の剪定が面倒になる原因になります。

初めて剪定する時は細かった枝もどんどんと成長して、紙用ハサミでは太刀打ち出来なくなる日が必ず来ます。
専門の道具を揃えれば剪定への意欲も高まるもの。
庭木をきれいに保つための必要経費と割り切って、初めに揃えておきましょう。

必要最低限の道具

剪定に必要な最低限の道具は
剪定バサミ、これだけです。
庭木の状態にもよりますが、庭木の剪定を始める時はこれだけで十分です。
まずは剪定バサミ1本でやってみて、それで不便を感じた場合に他の道具を購入すると無駄がありません。

剪定バサミは直径1.5センチほどまでの枝を切るときに使います。
剪定でもっとも使うハサミなので、出来たらホームセンターなどで実際に触って選ぶことをお勧めします!

あと忘れてはいけないのが軍手!!
素手だとマメができるし、夢中になって剪定していると、知らない間に細かい引っ搔き傷が直ぐにつきます。
手のひら側に滑り止めがついているタイプがお勧めです。

道具の選び方

選び方のポイント

剪定ばさみを選ぶポイントは「サイズ」と「重さ」です。

  • 「長さ」は手のひらに剪定ばさみを乗せてみて、指先から手首までの長さと同じくらいの長さがベストです。
  • 「重さ」は持ってみた感覚です。重すぎると疲れるので軽いと感じる中から選びましょう。


バネがついているタイプだと、太めの枝を切るときに軽い力で切れるので便利です。
売り場にある中から「サイズ」と「重さ」に注目して、気に入る1本を選んでみてください。

値段について

『プロ愛用』『匠の逸品』など書いてあると惹かれますが、初心者のうちはあまり高価なものは必要ありません。
高価なものでもお手入れが出来なければ、切れ味が悪くなり使いづらくなります。

剪定バサミは消耗品です。
使い続けれていれば、刃先が欠けたり、錆びてくることもあります。
買い替えに躊躇するような高価なものは必要ないと思います。
値段よりも自分の手にあったものを選んだ方が、剪定は楽になりますよ。

あると便利な道具

あると便利な道具は掃除グッズです。ホウキチリトリなどですね。
わざわざ竹ぼうきを用意しなくても玄関掃除用で十分です。
おしゃれで細いタイプのホウキだと少し使いにくいですが、それで不便を感じたらホームセンターで売っている一番安いホウキを用意すれば大丈夫です。


剪定で切った枝や葉はお住いの自治体によって処分方法が違うと思います。
ゴミ袋に入れて燃えるゴミの日に出す場合は、ホウキを使うと枝や葉を集めやすいです。
剪定を行う木の下が砂利や土の地面の場合は、木の下にビニールシートを敷いておくとストレスなく枝や葉を集められますよ。

そのほかに剪定バサミの刃の部分を拭くぼろ布(ウエス)があると便利です。
枝を切っているとだんだん刃が濡れてきて、葉がくっつくことがあります。
それは切り口から樹液が出ているからです。
剪定を行う時間にもよりますが、葉に朝露や前日の雨が残っていて刃が濡れることがあります。
剪定しながら刃をこまめに拭くようにすると剪定バサミの寿命を延ばすことにもなりますよ。

まとめ

剪定を始めるのに必要なのは剪定バサミ軍手だけです。
収納にあまり場所を取ることもなく、気軽に使える剪定道具たちです。
使う人の手の大きさや感覚で長さや重さを選びます。
この道具でほとんどの庭木の剪定を行うことができます。

まずは気軽に剪定を始めてみてください。
庭木は自分で整えることができるものなのです。

剪定バサミで剪定を行っていくうちに、もっと楽にやりたいとかもっと早くやりたいと思ったら、その他の道具を揃えていけば大丈夫です。
売り場にあるたくさんの道具を買い揃えても、自分の庭に必要だとは限りません。
新しい道具で不便が解消されると、剪定が楽しくなってきますよ。

今回は剪定に必要な道具についてご紹介しました。
次回からは剪定で切る枝の見分け方や種類別の選定方法を順にお伝えします。

家事や育児にマイホームのお庭の管理まで、忙しい毎日を過ごしている方が少しでも時間に余裕ができるような情報をお伝えできればと思います。

最後まで、お読みいただきありがとうございました!


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