子どもの朝ごはんにどんな物を食べさせていますか?
朝はとにかく忙しい時間帯です。
離乳食の時は、あんなに気を使っていた子どもの食事…
5歳になるとだいぶ身体も大きくなり、動きもしっかりしてきてこともあって、あの時のように栄養バランスに気を使わなくなりましたよね。
おにぎりやパンだけの朝ごはんでも、お腹いっぱいになればそれだけでOK♪
保育園の給食で栄養は取れるし、それまでお腹がもてば問題ない…なんて思っていませんか?
我が家の偏食5歳児の朝ごはんも、食べてくれればいいやと炭水化物のみのメニューが続いています。
でも、頭の片隅で「これでいいのかな?」と気になっているのも事実…
離乳食の時よりも「食事」に気を使わなくても良くなった5歳児の朝ごはんについて調べたことをご紹介します。
偏食5歳の朝ごはん画像
我が家の朝ごはん画像です。
ごはんやパン+汁物の組み合わせが多いです。
汁物は食べたり食べなかったり…
たんぱく質ほぼゼロorz
ちょっと見栄はりました…。
実は汁物やおかずがない時も結構あります。
見た目がアレで、こんなの見せていいのか…。
おにぎりやホットケーキだと、作る作業をしている分、炭水化物のみでも朝ごはん用意した!の意識強め。
色々用意しても結局食べないし、幼児食からだんだんと食べるものに軌道修正していったら、こんな感じの朝ごはんになっていたという感じです。
炭水化物以外の栄養は、ホント保育園の給食頼み…。
子どもの朝ごはんが必要なわけ
そもそも朝ごはんが必要なのは、脳に栄養を与えるため。
脳は、体の中で一番エネルギーを必要とする場所です。
それは、大人も子供も同じ。
脳は寝ている間も動いているため、24時間つねにエネルギーを消費しています。
エネルギーが不足すると、午前中の集中力や記憶力が低下してしまいます。
子どもの脳は5歳までに大人の80~90%ほどに成長しています。
5歳児と20歳以上の成人(共に女性)を比較すると、
- 身長…大人の約70%
- 体重…大人の約36%
の大きさなので、脳の成長スピードが速いことが分かります。
子どもの脳が、成長のためのエネルギーも不足しないように、朝ごはんが重要になるのです。
参考:国民健康・栄養調査2017年-身長・体重の平均値及び標準偏差
私たちは子どもが離乳食の時から「朝ごはんの大切さ」を、ことあるごとに聞かされていますよね。
朝ごはんを食べることは、1日のリズムを整えるだけでなく、脳の働きにも影響を与えることなのです。
5歳児に必要なカロリーと栄養
子どもの食事に必要な摂取カロリーは、5歳で1日1,400㎉程度。
運動量によって変わりますが、成人女性の摂取カロリーが2,000㎉前後です。
身体の大きさの割に、5歳児の摂取カロリーは母親の7割ほどと、意外に多く必要です。
カロリーの内訳で大人との違いは、炭水化物多めのバランスということ。
炭水化物は、ご飯やパン、いも類などの主食に多く含まれています。
脳のエネルギーのもとが炭水化物なので、成長に必要な分、大人より多いバランスで必要になります。
脳のエネルギーを取りたい朝ごはんには、炭水化物が欠かせません。
脳のことだけを考えると、炭水化物のみの朝ごはんでも問題ないように感じるかもしれません。
しかし、子どもが日々成長しているのは脳だけではありません。
身体のあらゆる部分が、大人になるために大きくなっているのです。
子どもの身体は、「食べたもの」から作られています。
そのために、炭水化物だけではなく他の栄養素も必要になるのです。
子どもの食事の1回分が炭水化物のみでは、身体の成長に必要な他の栄養素が足りません。
朝ごはん以外の2食+おやつで、1日に必要なたんぱく質や食物繊維を取るのは難しく、栄養が足りない状態が積み重なっていきます。
炭水化物のみの朝食の影響
大人の場合、たんぱく質や脂質・食物繊維が足りないと、こんな影響がでてきます。
- 筋肉量の減少
- 肌や髪のトラブル
- 集中力・思考力の低下
- 便の質の低下
食事制限のダイエットをした経験がある方だと、思い当たることがありますよね。
疲れやすかったり、便の調子が悪く吹き出物が出たり、乾燥が進んだり…
身体は日々の食事から出来ています。
毎日どんどんと成長している子どもの場合は、栄養不足だと「身体や脳が充分に発達しない」という影響が考えられます。
炭水化物以外の栄養を、昼・夕ごはん+おやつで完全に補うのは難しいことです。
朝ごはんにも、たんぱく質や食物繊維を取れるメニューを加えて、子どもの成長を助けてあげたいですね。
まとめ
炭水化物のみの朝ごはんの影響をご紹介しました。
1日に必要な栄養素を考えると、朝ごはんを炭水化物のみにしてしまうとそれ以外を補うことが難しくなります。
少しずつでも、朝ごはんに色々な栄養素をバランス良く取れるようにしたいですね。
次回、朝食で取りたい栄養素と我が家の朝ごはんの変化を紹介します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント