どんどん生い茂る庭木たち…
自分で剪定し始めたけど、やる部分が広すぎてメンドクサイ…
何日も掛かってやる気がなくなる…
次の剪定のことを考えると億劫になってしまいますよね。
私が中古住宅を購入し、全くの初心者から庭木のお手入れを始めて約10年が経ちました。
始めの内は、何度も剪定しないと整わないし、毎回すごく疲れるしで剪定を億劫に感じていました。
そこから、道具や時期を調べて、なるべく労力を掛けずに庭木を整えるやり方を見付けたのです。
我が家の庭には12種類約30本の庭木があります。
これを1日で剪定するには道具が大切です。
庭木の数が少ないと、剪定バサミだけでもできますが、生け垣や大きな木があると刈り込みバサミが便利です。
少ない手間できれいを保てるようになると、剪定が億劫に感じなくなります。
季節の年中行事の一つとして剪定を行って、植物が身近にある生活を楽しむことが出来るようになりますよ。
広い範囲の剪定の場合
必要な道具
広範囲の剪定には、刈り込みバサミが便利です。
刃が長いので一度に広い範囲の剪定ができます。
広い範囲剪定するときは、切った枝も散らばります。
枝を拾い集めるのも大変なので、ホウキを用意すると後片付けが楽になります。
それに思ったよりも処分する枝が出ますので、お住いの自治体にもよりますが、ゴミ袋も多めに用意しておいた方が良いです。
手の保護のためにも、きちんと軍手をはめて剪定を始めましょう。
道具のお手入れ方法
刃の部分のお手入れは
- 木くずや葉を取り除く
- ぼろ布等で、きれいに拭く
- (余裕があれば)お手入れ用の油を塗っておく
そして、乾いた状態で保管することが大事です。
道具の選び方
重さについて
一度に切れる範囲が広くても、一瞬で終わるわけではありません。
道具が重いものだと、剪定が終わった後に腕が使い物にならなくなります。
私が初めに購入したのは柄が木製のものでした。
切れ味は良くてどんどん切れるので、楽しく切り進めていましたが、終わってからビックリ!
腕が疲れでプルプルと小刻みに震えて、全く使い物になりませんでした。
家事どころではありません…。
次の日も筋肉痛で、治まるまで日常動作が億劫でした。
もったいないとしばらくは木製の柄の刈り込みバサミを使用しましたが、やはり毎回の疲れがハンパない…。
柄がアルミ製の軽いものを購入し直したら疲れがだいぶ軽減されました。
なので、とにかく軽いものを選んだ方が良いです。
もうすでに道具がある場合は、剪定を行うときに柄を短く持つと、腕の負担を軽くすることが出来ます。
長さについて
刃の長さが長いと、一度により広く刈り込むことが出来ると思いがちです。
しかし、長すぎると使い方にコツがいるためきれいに切るのが難しく、初心者にはお勧めしません。
多く売られている15センチほどのものから選んだ方が良いです。
持ち手の長さですが、短いものだと腕を伸ばした状態で使うことが増えます。
そうすると、いくら軽いものを選んでも、剪定した後の疲れが大きいです。
肘をまげて使う面積が大きい方が腕の負担が少ないので、短すぎないものを選びましょう。
値段について
ホームセンターの剪定用品売り場に行くと、メーカーも値段も様々あります。
値段が高い方が良いのかと迷ってしまいますが、初心者にはどれを選んでも大きな違いはありません。
高級なものでもお手入れが悪いと、刃が錆びて切れ味が悪くなります。
プロ用の方が切れ味が良い代わりに、しっかりお手入れが必要だったりします。
初心者にはお手頃な値段で「お手入れが楽」ということが選ぶポイントのひとつです。
柄が折れたり、刃が欠けたりすることもありますので、買い替えに痛くない値段で選びましょう。
収納について
折り畳めるタイプはホームセンターでは見かけないので、どうしても場所は取ります。
外に出しっぱなしもサビ等の劣化の原因になります。
小さい子供がいる場合は、興味津々で振り回されても困りますよね。
庭に物置があれば、そこに剪定道具を収納することもできます。
しかし、難しい場合は、刈り込みバサミを購入するときに、選んだ刈り込みバサミが入る大きさの収納ボックスも一緒に購入することをお勧めします。
後から収納ボックスを購入して、持ち帰って入れてみたらフタが閉まらない…というのを防ぐことが出来ます。
収納ボックスもフタを子供が開ける心配がある場合は、念のため刃先の収納ケースを付けることをお勧めします。
これもホームセンターで千円前後で購入できます。
まとめ
広い範囲の剪定を行うときに、必要な刈り込みバサミについてご紹介しました。
刈り込みバサミを選ぶポイントは
- とにかく軽いもの
- 刃の長さが15センチ
- 持ち手の長さは短すぎないもの
値段はお手頃なものでOK
になります。
収納場所が思いつかない場合は、ぜひ一緒に収納ボックスも購入してください。
道具が揃うと格段に剪定が楽になります。
少ない労力で剪定できるようになると、だんだん剪定が楽しく感じるようになりますよ。
今回は広い範囲の剪定を行うときに必要な道具についてご紹介しました。
次回以降で木の種類別の剪定方法や、他の剪定の悩みを解決するための道具について順にお伝えします。
家事や育児にマイホームのお庭の管理まで、忙しい毎日を過ごしている方が少しでも時間に余裕ができるような情報をお伝えできればと思います。
最後まで、お読みいただきありがとうございました!
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